トラブルが発生しやすいブレークポイント。

1)制作を開始します。

2)中盤でベータ版ベース板をお見せします。(開発規模により省略)

3)後半で、ほぼ完成したものをお見せします。

4)ご依頼のものとの相違を確認頂きます。

5)相違を調整して完成となります。

という流れです。

トラブルが発生しやすいブレークポイント、2箇所を下記に記します。

ブレークポイント1
2)中盤でベータ版ベース板をお見せします。
 「主幹となる機能のみを実装します。
  枝管となる機能、デザインレイアウト、などは未実装です。」
とご説明しているのですが、見た目が違う、細かな機能が実装されていない、騙された、と言い出すお客様が多いです。
(「ベータ版」という表記が「ほぼ完成」という解釈も多いようなので「ベース板」と改めさせていただきます)

ブレークポイント2
4)ご依頼のものとの相違を確認頂きます。
相違点ではなく、新たなご要望をピックアップされるケースが多いです。
契約内のこと、契約外のこと、を理解したうえでご依頼内容との相違の確認をお願いします。

制作者には瑕疵担保の責任がありますので、ご依頼に沿って完成させることが重要になります。
しかし、完成直前で新たな追加変更を沢山希望され、それをやるまで完成を認めない。
そこから追加変更を繰り返し、システムをごちゃごちゃにしてしまう。
ケースが多発しています。

また、「思っていたものとまったく違う」と言い出すケースも多いです。
具体的にご説明いただければ、サービス対応できるか、予算を見ていただくのか、相談しながらご希望に近づけることができます。
「思っていたもの」と「ご依頼いただいたもの」の相違は、大概は見た目のデザインなので、大きな工数増加にはならずに対応できるケースが多いです。

「思っていたものとまったく違う」とキレてしまい。仕返ししてやるぞモードに入ってしまい。ご機嫌を回復できないお客様が年々増えております。