クリア有りで進めます。
色吹付け
↓
2〜3日硬化
↓
足付け(鏡面下地になる程度まで兼研ぎ出し)
↓
マスキング
↓
クリア吹付け
↓
2〜3日乾燥
↓
磨き
という工程になります。
クリアを吹くことのメリット・デメリットは賛否両論です(苦!!
塗る人が決められないくらい難しい問題なので
オーナーさんの希望を優先します。
この輝きをシュミレーションしてがんばりましょう!!
2020.12.16
ルーフの状態
以前の写真では鮮明ではなかったのですが、お見せしたかった絵が撮れました。
新車時の塗膜を半分ほど削った状態です。
ルーフを剥離しました。光ってしまい状態が見えません。
サビが平滑になるまで研いで、染めQの「必殺サビ封じ」(浸透性防錆プライマー)を塗布しました。 風が強いのでプラサフ吹付けは明日に持ち越しです。
新車時のサフェーサーは全剥離しました。
白く見えるのは、新車時のプライマー(密着剤)です。残っても問題ない、ルーフの鉄板は薄いので、この辺にしておきました。
リアゲートに怪しげな箇所を見つけてしまったので、剥離して、パテ埋めまでしました。
2020.12.17
風が強めで塗装日和ではありませんが、プラサフ(プライマー+仕上げパテ)は問題ないので作業を進めました。
2020.12.18
プラサフの研ぎ出し、細部のタッチアップ、マスキングのやり直し
を終えてました。
明日はベースカラーの吹付けを予定しています。 地域がら午後は風が出るので、早めのスタートが肝心です。 それには、夜露を避けるために、毛布とタープでくるんで、早朝スタートに備えます。 この時期の無風時間帯(午前中)を狙えば、塗装ブースなみの好条件になります。 乾燥遅めのシンナーで、細かな霧で吹けば、吹き付けのインターバルの時間はかかりますが、しっとりお肌になるはず。。。
2020.12.19
タイヤ、グリル、その他、残りのマスキングをしながら気温が上がるのを待ちます。
塗装は正午スタートとなりましたが、4時間弱あれば大丈夫でしょう。
色が定着し、あとは艶出しです。
黒に見えて、少し不安。
みかん肌ですが、まあまあの艶感になりました。
フラッシュを焚いたら明るいブルーになりました。
光のあたり方で、濃紺に見えたり、明るい青に見えたりする色のようです。
2020.12.20
ベースカラーのブツ取り と クリアの足付け、を兼ねた作業です。
ウォッシュコンパウンドをスコッチブライト(耐水ペーパー#1500相当)につけて
水洗いというかゴシゴシ磨きます。
ウォッシュコンパウンド(脱脂と足付け)
スコッチブライト(足付け)
塗り直前に、薬品で脱脂しますので、この手法だと足付けも脱脂も2重に出来ます。
2020.12.21
本日はクリア吹付け予定でしたが
事前チェックで、ピンホール多発箇所を発見!
旧塗膜を削りきれていなかった箇所です。
このままクリアでごまかしたくないので、一部、削って色を吹き直ししました。
フロントグリルのボーダー、サイドモールの「8V」、途中です。
2020.12.23
クリア吹付け直後はテカテカでしたが、翌日には半ツヤになっていました。
下には30年ものの旧塗膜があるのでシンナー吸われた感じですね。
ボンネットは磨いても、若干の白ボケがありますが、ギリギリ許容範囲かな〜?
2020.12.24
助手席側側面の磨き作業をしました。
リアのクォーター・パネルから始めます
磨き終ええると↓のようになりました。
研磨キズのオーロならマークも消えました。
耐水ペーパーで、1000#→1500#→2000#の順番で水研ぎ
縦横と方向を変えて手研ぎです。最終研ぎの方向が横になるようして前の番手のキズが残らないように身長に手研ぎで進めます。
3800#のコンパウンドで目消し
↓
9800#コンパウンドでオーロラ消しと艶出し
に進みます。
高級外車の塗装面は、ヌルっとしたとか、ボテッとしたとか、言われますが?
そういう感じに仕上がりました。
明日は
運転席側の側面を作業
ルーフ(研ぎ完了)の磨き
2020.12.25
僕の愛車(スズキ・スカイウェイブ250)の紹介
ではなく、たまたま写り込んでしまいました。
写真を拡大して見てくださいね。
運転席側の磨きが完了しました。
ルーフの磨きは、所要1時間ほどなので、無理せず明日にしましょう。
オールペンを繰り返すとプレスラインがボケてくるので
下地も 磨きも 塗りも、プレスラインがシャキッとなるように心がけて研いできました。
まあまあいい感じかなと思います。
明日の予定は
ルーフの磨き
機械磨きの出来ないパネルの縁やプレスライン付近などを磨きつつ
パーツを組んでいくという楽しい作業です。
2020.12.26
ナンバープレートのベースは幅広リベットでしたが
汎用サイズでは見当たらないので、ビス止め+ネジロック材で固定しました。
封印箇所のボルトは固着で頭がもぎれ
エキストラクターも効果なし
キリで揉んでタップを立てましたが
ねじ山部分がサビサビのアルミということで、なめそうです
アロンアルファを付けてやさしく締めることにしましょう
外装パーツを組みました。
フェンダーカバーのリベットは市販品では長さが足らず、タイラップ止めにしました
サイドシルカバーは、きちんと脱脂しても、3Mの両面テープでも落ちたので、上部をコーキングで止めます。
ルーフを磨きました。
明日は
エンブレム等の貼り付け
細部の磨き
の予定です。
2020.12.27
至近距離で見ると、粗が見えてしまう
クリエイターあるあるですが
1メートル離れれば、宝石のような感じかな?