パーサトークンの一覧
PHP 言語の種々の部分は、内部的に トークン で表現されています。
不正なトークンのシーケンスが含まれるコードスニペットの場合、
Parse error: syntax error, unexpected token "==", expecting "(" in script.php on line 10."
のようなエラーが発生します。
この場合、トークン ==
が内部的に T_IS_EQUAL
として表現されています。
以下の表に、全てのトークンの一覧を示します。 これらは、全て PHP の定数としても利用できます。
注意: 定数 T_* の使いかた
T_* (T_ で始まる) 定数は、 PHP のベースとなるパーサ基盤に基づいて自動生成されます。 つまり、トークンの具体的な値は、PHP のバージョンが違えば変わる可能性があるということです。 つまり、バージョン間で互換性を保つためには、 コードの中では決して T_* の実際の値を使ってはいけないということです。
異なる PHP のバージョン間で互換性を保った形で T_* 定数を使うには、 PHP の複数のバージョン間で T_* の値が動作するように、 (
10000
のような大きな数を使うなどの) 適切な戦略を用いて、未定義の定数をユーザが定義するようにします。<?php
// PHP 7.4.0 より前のバージョンでは、定数 T_FN は定義されていません
defined('T_FN') || define('T_FN', 10001);