DateTime クラス
(PHP 5 >= 5.2.0, PHP 7, PHP 8)
はじめに
日付と時刻を表現するクラスです。
このクラスは、 DateTimeImmutable と同じ振る舞いをします。 但し、DateTime::modify() のような、 オブジェクトそのものを変更するメソッドが呼び出された時を除きます。
警告
DateTime クラスのメソッドをコールすると、
そのインスタンスにカプセル化された情報が変更されます。
そうした変更を防ぎたい場合には、新しいオブジェクトを作るために
clone
演算子を使わなければいけません。
オブジェクトの変更を防ぐ、望ましい挙動をデフォルトで実現するには、
DateTime ではなく、
DateTimeImmutable を使います。
クラス概要
/* 継承した定数 */
/* メソッド */
public static createFromFormat(string
}$format
, string $datetime
, ?DateTimeZone $timezone
= null
): DateTime|false変更履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
7.2.0 | DateTime クラスの定数は、 DateTimeInterface で定義されるようになりました。 |
7.1.0 |
DateTime のコンストラクタで構築される値に、
現在時刻のマイクロ秒が含まれるようになりました。
これより前のバージョンでは、このマイクロ秒の情報は常に
0 で初期化されていました。
|
目次
- DateTime::add — 年月日時分秒の値を加えることで、DateTime オブジェクトを変更する
- DateTime::__construct — 新しい DateTime オブジェクトを返す
- DateTime::createFromFormat — 指定した書式で時刻文字列をパースする
- DateTime::createFromImmutable — 与えられた DateTimeImmutable オブジェクトをカプセル化した、新しい DateTime のインスタンスを返す
- DateTime::createFromInterface — 指定された DateTimeInterface オブジェクトをカプセル化した、新しい DateTime オブジェクトを返す
- DateTime::getLastErrors — DateTimeImmutable::getLastErrors のエイリアス
- DateTime::modify — タイムスタンプを変更する
- DateTime::__set_state — __set_state ハンドラ
- DateTime::setDate — 日付を設定する
- DateTime::setISODate — ISO 形式の日付を設定する
- DateTime::setTime — 時刻を設定する
- DateTime::setTimestamp — Unix タイムスタンプを用いて日付と時刻を設定する
- DateTime::setTimezone — DateTime オブジェクトのタイムゾーンを設定する
- DateTime::sub — 年月日時分秒の値を DateTime オブジェクトから引く
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