ibase_pconnect
(PHP 5, PHP 7 < 7.4.0)
ibase_pconnect — InterBase データベースへの持続的接続をオープンする
説明
string
$database
= ?,string
$username
= ?,string
$password
= ?,string
$charset
= ?,int
$buffers
= ?,int
$dialect
= ?,string
$role
= ?,int
$sync
= ?): resource
InterBase データベースへの持続的な接続をオープンします。
ibase_pconnect() の動作は ibase_connect() と非常に似ていますが、 大きな違いが二つあります。
まず、この関数は接続時に同じパラメータで既にオープンされている (持続的)リンクを探します。見つかった場合、新規接続をオープンする 代わりにそのリンクの ID が返されます。
2 番目の違いとしては、InterBase サーバーへの接続は スクリプト終了時にも閉じられないということです。 代わりに、そのリンクは今後使用するためにオープンされたままとなります (ibase_close() は ibase_pconnect() によりオープンされたリンクを閉じません)。 このため、この型のリンクは'持続的(persistent)'と呼ばれます。
パラメータ
database
-
database
は接続するサーバー上のデータベース ファイルへの正しいパスである必要があります。ローカルなサーバーへの 接続でない場合、使用する接続プロトコルに応じてこの引数の前に' hostname:' (TCP/IP)、'//hostname/' (NetBEUI)、'hostname@' (IPX/SPX)のどれかをつける必要があります。 username
-
ユーザー名。php.ini ディレクティブ
ibase.default_user
で設定します。 password
-
username
のパスワード。 php.ini ディレクティブibase.default_password
で設定します。 charset
-
charset
はデータベースに関するデフォルトの文字セットです。 buffers
-
buffers
はサーバー側のキャッシュに確保されるデータベースバッファの数です。0 または省略された場合、サーバーはデフォルト値を用います。 dialect
-
dialect
は、接続時に実行される全ての命令に 関する SQL 方言のデフォルト値を選択し、デフォルトではクライアント ライブラリでサポートされる方言のうち、最高位のものになります。 InterBase 6 以降でのみ有効です。 role
-
InterBase 5 以降でのみ有効です。
sync
-
戻り値
成功した場合に InterBase リンク ID、エラー時に false
を返します。