posix_eaccess
(PHP 8 >= 8.3.0)
posix_eaccess — ファイルがアクセスできるかを調べる
説明
posix_eaccess() は、ファイルの実効ユーザーのパーミッションを調べます。
パラメータ
filename
-
調べるファイル名
flags
-
POSIX_F_OK
,POSIX_R_OK
,POSIX_W_OK
,POSIX_X_OK
のうち、ひとつ以上のビットマスクの組み合わせです。POSIX_R_OK
,POSIX_W_OK
,POSIX_X_OK
についてはそれぞれ、 ファイルが存在し読み取り可能、ファイルが存在し書き込み可能、 ファイルが存在し実行可能という意味になります。POSIX_F_OK
は、 ファイルが存在するかどうかだけを調べます。
変更履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
8.3.0 | ファイルの実効ユーザー/グループを調べるようになりました。 実ユーザー/グループを調べる posix_access() とは異なります。 |
例
例1 posix_eaccess() の例
このサンプルは、$file が読み取り可能かつ書き込み可能かを調べます。 そうでない場合、エラーメッセージを出力します。
<?php
$file = 'some_file';
if (posix_eaccess($file, POSIX_R_OK | POSIX_W_OK)) {
echo 'The file is readable and writable!';
} else {
$error = posix_get_last_error();
echo "Error $error: " . posix_strerror($error);
}
?>
参考
- posix_get_last_error() - 直近で失敗した posix 関数が設定したエラー番号を取得する
- posix_strerror() - 指定したエラー番号に対応するシステムのエラーメッセージを取得する
- posix_access() - ファイルのアクセス権限を判断する
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