snmp3_walk
(PHP 4, PHP 5, PHP 7, PHP 8)
snmp3_walk — すべての SNMP オブジェクトをエージェントから取得する
説明
string
$hostname
,string
$security_name
,string
$security_level
,string
$auth_protocol
,string
$auth_passphrase
,string
$privacy_protocol
,string
$privacy_passphrase
,array|string
$object_id
,int
$timeout
= -1,int
$retries
= -1): array|false
snmp3_walk() 関数は、
hostname
で指定した SNMP
エージェントからすべての値を読み込みます。
セキュリティレベルに auth や priv を使っていなくても、 protocol/password には有効な値を指定しなくてはなりません。
パラメータ
hostname
-
SNMP エージェント (サーバー) のホスト名。
security_name
-
セキュリティ名。通常はユーザー名のようなもの。
security_level
-
セキュリティレベル (noAuthNoPriv|authNoPriv|authPriv)。
auth_protocol
-
認証プロトコル (
"MD5"
,"SHA"
,"SHA256"
,"SHA512"
)。 auth_passphrase
-
認証パスフレーズ。
privacy_protocol
-
プライバシープロトコル (DES あるいは AES)。
privacy_passphrase
-
プライバシーパスフレーズ。
object_id
-
null
の場合はobject_id
は SNMP オブジェクトツリーのルートとなり、 ツリー配下のすべてのオブジェクトを配列で返します。object_id
を指定すると、 そのobject_id
以下のすべての SNMP オブジェクトを返します。 timeout
-
最初のタイムアウトまでのマイクロ秒数。
retries
-
タイムアウト発生時の再試行回数。
戻り値
object_id
をルートとするすべての
SNMP オブジェクトの値の配列、あるいはエラー時に
false
を返します。
変更履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
8.1.0 |
auth_protocol は、
libnetsnmp がサポートする場合に、
新たに "SHA256" と
"SHA512" を受け入れるようになりました。
|
例
例1 snmp3_walk() の例
<?php
$ret = snmp3_walk('localhost', 'james', 'authPriv', 'SHA', 'secret007', 'AES', 'secret007', 'IF-MIB::ifName');
var_export($ret);
?>
上の関数コールは、ローカルホストで動作している SNMP エージェントからすべての SNMP オブジェクトを返します。
array ( 0 => 'STRING: lo', 1 => 'STRING: eth0', 2 => 'STRING: eth2', 3 => 'STRING: sit0', 4 => 'STRING: sixxs', )