Windows のサポート
configure フラグ
configure コマンドは、CFLAGS
や
LDFLAGS
を環境変数と見なすようになりました。
CTRLキーの扱い
sapi_windows_set_ctrl_handler() 関数でハンドラを設定することで、コンソールにおける CTRL +C や CTRL +BREAK をキャッチできるようになりました。
Windows における proc_open() 関数は、"create_process_group" オプションを新たに渡せるようになりました。これは、子プロセスが CTRLイベントをハンドルする場合に必須です。
OPcache
OPcache は、opcache.cache_id
INIディレクティブを設定することで、ユーザー単位で別々のキャッシュを、任意の数だけ持つことをサポートしました。同一のキャッシュIDとユーザーを持つ全てのプロセスは、同一のOPcacheインスタンスを共有します。
stat
stat 関数の実装がリファクタリングされました。
- inode番号 が取得可能になりました。この値は NTFS のファイルインデックス をベースにしています。
- デバイス番号は、ボリュームのシリアル番号をベースにするようになりました。
これらの値は、両方システムから取得され、64bitシステムで与えられるそのままの値であることに注意して下さい。32bitのシステムでは、これらの値はオーバーフローする可能性があるため、値は偽物です。
libsqlite3
libsqlite3 は、 php_sqlite3.dll と php_pdo_sqlite.dll に静的にコンパイルされず、libsqlite3.dll として利用できるようになりました。 SQLite3 と PDO_SQLITE のインストール手順をそれぞれ参照ください。