Microsoft SQL Server 関数 (PDO_SQLSRV)
はじめに
PDO_SQLSRV は、PHP Data Objects (PDO) インターフェイス を実装したドライバです。 PHP から、MS SQL Server (SQL Server 2005 以降) および SQL Azure データベースにアクセスできるようになります。
インストール手順
最新版のドライバのダウンロードは » SQLSRV download のページでできます。 ドライバのソースコードは、 » 公開リポジトリ でホストされています。
システム要件に関する詳細は » SQLSRV System Requirements を参照ください。
Windows では、PDO_SQLSRV 拡張モジュールは適切な DLL ファイルをダウンロードして PHP の extension ディレクトリに置き、対応するエントリを php.ini に追記することで有効にできます。
Linux と macOS では、PDO_SQLSRV 拡張モジュールは » PECL を使うとインストールできます。 詳細は » installation tutorial を参照ください。
定義済み定数
このドライバでは以下の定数が定義されて
います。これは拡張モジュールが PHP に組み込まれているか、実行時に動的にロード
されている場合のみ使用可能です。さらに、これらのドライバ固有の定数は
そのドライバを使用している場合にのみ使用されます。
あるドライバ固有の属性を別のドライバで使うと、予期せぬ結果を引き起こします。
もし複数のドライバを使用しているコードを実行している場合、
PDO::getAttribute() で PDO::ATTR_DRIVER_NAME
属性を使用することで、使用中のドライバ名を調べることが可能です。
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PDO::SQLSRV_TXN_READ_UNCOMMITTED
(int) - この定数は、SQLSRV DSN のキー TransactionIsolation で使えます。 この接続のトランザクション隔離レベルを、Read Uncommitted に設定します。
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PDO::SQLSRV_TXN_READ_COMMITTED
(int) - この定数は、SQLSRV DSN のキー TransactionIsolation で使えます。 この接続のトランザクション隔離レベルを、Read Committed に設定します。
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PDO::SQLSRV_TXN_REPEATABLE_READ
(int) - この定数は、SQLSRV DSN のキー TransactionIsolation で使えます。 この接続のトランザクション隔離レベルを、Repeateable Read に設定します。
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PDO::SQLSRV_TXN_SNAPSHOT
(int) - この定数は、SQLSRV DSN のキー TransactionIsolation で使えます。 この接続のトランザクション隔離レベルを、Snapshot に設定します。
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PDO::SQLSRV_TXN_SERIALIZABLE
(int) - この定数は、SQLSRV DSN のキー TransactionIsolation で使えます。 この接続のトランザクション隔離レベルを、Serializable に設定します。
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PDO::SQLSRV_ENCODING_BINARY
(int) - サーバーとの間のデータの送受信を生のバイトストリームで行い、 符号化や変換を一切しないように指示します。 この定数は、 PDOStatement::setAttribute、PDO::prepare、PDOStatement::bindColumn および PDOStatement::bindParam に渡せます。
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PDO::SQLSRV_ENCODING_SYSTEM
(int) - サーバーとの間のデータの送受信を 8 ビット文字として行い、 システムに設定された Windows のロケールのコードページを利用します。 このコードページにマップできない文字はすべて、シングルバイトのクエスチョンマークに置き換えられます。 この定数は、PDOStatement::setAttribute、PDO::setAttribute、PDO::prepare、 PDOStatement::bindColumn および PDOStatement::bindParam に渡せます。
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PDO::SQLSRV_ENCODING_UTF8
(int) - サーバーとの間のデータの送受信を UTF-8 エンコーディングで行います。 これが、デフォルトの符号化方式です。この定数は、 PDOStatement::setAttribute、PDO::setAttribute、PDO::prepare、 PDOStatement::bindColumn および PDOStatement::bindParam に渡せます。
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PDO::SQLSRV_ENCODING_DEFAULT
(int) - サーバーとの間のデータの送受信を、接続時に指定した PDO::SQLSRV_ENCODING_SYSTEM に従って行います。プリペアドステートメントの中で指定された場合は、 その接続で設定されているエンコーディングを利用します。この定数は、 PDOStatement::setAttribute、PDO::setAttribute、PDO::prepare、 PDOStatement::bindColumn および PDOStatement::bindParam に渡せます。
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PDO::SQLSRV_ATTR_QUERY_TIMEOUT
(int) - 非負の整数で、タイムアウト秒数を指定します。ゼロがデフォルトで、これはタイムアウトしないことを意味します。 この定数は、PDOStatement::setAttribute、PDO::setAttribute および PDO::prepare に渡せます。
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PDO::SQLSRV_ATTR_DIRECT_QUERY
(int) - クエリを直接実行し、準備しないことを指示します。 この定数は、PDO::setAttribute および PDO::prepare に渡せます。詳細な情報は » Direct and Prepared Statement Execution を参照ください。
目次
- PDO_SQLSRV DSN — MS SQL Server および SQL Azure データベースに接続する
User Contributed Notes 3 notes
SQLSRV 3.2 is now available from Microsoft that supports PHP 5.6
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=20098
An updated driver compatible with both PHP 7.0 and Linux is available on the PHP-7.0-Linux branch of https://github.com/Microsoft/msphpsql/
This is more up to date and supports some additional features over the ODBC / DBLIB drivers.
It is currently considered an 'Early Technical Preview' and hence has some limitations, but in my experience it has been stable.
As of 12/12/2014, Microsoft has officially released Version 3.1.
Support for 5.5 has 4 drivers
php_pdo_sqlsrv_55_nts.dll
php_pdo_sqlsrv_55_ts.dll
php_sqlsrv_55_nts.dll
php_sqlsrv_55_ts.dll
Note: Version 3.1 now supports PHP 5.5 and requires Microsoft ODBC Driver 11 (or higher)
You can downlod the new driver from
http://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=20098