tidy::parseFile
tidy_parse_file
(PHP 5, PHP 7, PHP 8, PECL tidy >= 0.5.2)
tidy::parseFile -- tidy_parse_file — ファイルまたは URI にあるマークアップをパースする
説明
オブジェクト指向型
string
$filename
,array|string|null
$config
= null
,?string
$encoding
= null
,bool
$useIncludePath
= false
): bool
手続き型
string
$filename
,array|string|null
$config
= null
,?string
$encoding
= null
,bool
$useIncludePath
= false
): tidy|false
与えられたファイルをパースします。
パラメータ
filename
-
もし
filename
パラメータが与えられた場合、 この関数はファイルを読み込み、tidy_parse_file() のように実行してファイルに基づいたオブジェクトを初期化します。 config
-
config
には配列あるいは文字列を渡します。 文字列を渡した場合は設定ファイルの名前、 それ以外の場合は設定そのものとして解釈されます。オプションについての説明は » http://api.html-tidy.org/#quick-reference を参照ください。
encoding
-
encoding
は入出力ドキュメントのエンコーディングを設定します。 指定できるエンコーディング名はascii
、latin0
、latin1
、raw
、utf8
、iso2022
、mac
、win1252
、ibm858
、utf16
、utf16le
、utf16be
、big5
およびshiftjis
です。 useIncludePath
-
include_path からファイルを探します。
戻り値
tidy::parseFile() は成功時に true
を返します。
tidy_parse_file() は、成功時に新しい
tidy インスタンスを返します。
これらのメソッド、関数は、ともに失敗時に false
を返します。
変更履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
8.0.0 |
config と encoding は、
nullable になりました。
|
例
例1 tidy::parseFile() の例
<?php
$tidy = new tidy();
$tidy->parseFile('file.html');
$tidy->cleanRepair();
if(!empty($tidy->errorBuffer)) {
echo "The following errors or warnings occurred:\n";
echo $tidy->errorBuffer;
}
?>
参考
- tidy::parseString() - 文字列にストアされたドキュメントをパースする
- tidy::repairFile() - ファイルを修正し、それを文字列として返す
- tidy::repairString() - 別途提供される設定ファイルを使用して文字列を修正する