socket_getpeername
(PHP 4 >= 4.1.0, PHP 5, PHP 7, PHP 8)
socket_getpeername — 指定したソケットのリモート側に問い合わせる
説明
指定したソケットのリモート側に問い合わせ、 その型に応じてホスト/ポート、あるいは Unix ファイルシステムのパスを返します。
パラメータ
socket
-
socket_create() あるいは socket_accept() で作成した Socket クラスのインスタンス。
address
-
指定されたソケットの型が
AF_INET
あるいはAF_INET6
であった場合、socket_getpeername() はピア(リモート)の IP アドレス を適切な書式(例:127.0.0.1
あるいはfe80::1
)に したものをaddress
パラメータに、そしてもし オプションのport
パラメータが指定されていれば そこにポートを格納します。指定されたソケットの型が
AF_UNIX
であった場合、 socket_getpeername() は Unix ファイルシステムの パス(例:/var/run/daemon.sock
)をaddress
パラメータに格納します。 port
-
指定した場合は、
address
に関連付けるポートを保持します。
戻り値
成功した場合に true
を、失敗した場合に false
を返します。 socket_getpeername() は、
ソケットの型が AF_INET
、
AF_INET6
あるいは AF_UNIX
のいずれでもない場合にも false
を返します。この場合には、
直近のソケットエラーコードは更新されません。
変更履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
8.0.0 |
socket は、Socket クラスのインスタンスになりました。
これより前のバージョンでは、リソース型でした。
|
注意
注意:
socket_getpeername() は、 socket_accept() で作成した
AF_UNIX
ソケットとともに使用することはできません。意味のある値が返されるのは、 socket_connect() で作成したソケットか socket_bind() に続くプライマリサーバーソケットのみです。
注意:
socket_getpeername() に何らかの意味のある値を返させるには、 もちろんソケット自体が "peer" の概念を満たしている必要があります。
参考
- socket_getsockname() - 指定したソケットのローカル側に問い合わせ、その型に応じてホスト/ポート、あるいは Unix ファイルシステムのパスを返す
- socket_last_error() - ソケットの直近のエラーを返す
- socket_strerror() - ソケットエラーの内容を文字列として返す
User Contributed Notes 2 notes
socket_getpeername will not work for UDP sockets. Instead, use socket_recvfrom - it provides the IP address and port of the source server - eg:
$size=socket_recvfrom($socket,$input,65535,0,$ipaddress,$port);
echo "Received [$input] ($size bytes) from IP $ipaddress Port $port\n";