msg_stat_queue
(PHP 4 >= 4.3.0, PHP 5, PHP 7, PHP 8)
msg_stat_queue — メッセージキューデータ構造体の情報を返す
説明
msg_stat_queue() は、queue
で指定したメッセージキューのメタデータを返します。
これは、例えば受信したメッセージがどのプロセスから送信されたのかを調べる場合などに有用です。
パラメータ
queue
-
メッセージキュー
戻り値
成功した場合、戻り値は配列で、そのキーと値は以下のような意味をもちます。
msg_perm.uid |
キューの所有者の uid 。 |
msg_perm.gid |
キューの所有者の gid 。 |
msg_perm.mode |
キューのファイルアクセスモード。 |
msg_stime |
キューに対して最後にメッセージが送信された時刻。 |
msg_rtime |
キューから最後にメッセージを受信した時刻。 |
msg_ctime |
キューが最後に更新された時刻。 |
msg_qnum |
キューにある読み込み待ちのメッセージの数。 |
msg_qbytes |
ひとつのメッセージキューに含められる最大のバイト数。 Linux では、この値の取得や設定を /proc/sys/kernel/msgmnb で行えます。 |
msg_lspid |
最後にキューに対してメッセージを送信したプロセスの pid 。 |
msg_lrpid |
最後にキューからメッセージを受信したプロセスの pid 。 |
失敗時に false
を返します。
変更履歴
バージョン | 説明 |
---|---|
8.0.0 |
引数 queue は、
SysvMessageQueue のインスタンスを期待するようになりました。
これより前のバージョンでは、リソースが期待されていました。
|
参考
- msg_remove_queue() - メッセージキューを破棄する
- msg_receive() - メッセージキューからメッセージを受信する
- msg_get_queue() - メッセージキューを作成またはそれにアタッチする
- msg_set_queue() - メッセージキューデータ構造体の情報を設定する
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