Imagick::extentImage
(PECL imagick 2, PECL imagick 3)
Imagick::extentImage — 画像のサイズを設定する
説明
画像のサイズを設定するための便利なメソッドです。 このメソッドは、画像のサイズおよび新しい領域を開始する x 座標、y 座標を設定することができます。 このメソッドは、ImageMagick バージョン 6.3.1 以降で Imagick をコンパイルした場合に使用可能です。
ImageMagick 6.5.7-8 (1623) より前のバージョンでは、$x は、左にシフトするときが正で右にシフトするときが負でした。 また $y は、上にシフトするときが正で下にシフトするときが負でした。 ImageMagick 6.3.7 (1591) から ImageMagick 6.5.7-8 (1623) までのどこかで、$x と $y の座標が反転しました。 つまり、$x は、左にシフトするときが負で右にシフトするときが正になりました。 また $y も、上にシフトするときが負で下にシフトするときが正になりました。 そして ImageMagick 6.5.7-8 (1623) から ImageMagick 6.6.9-7 (1641) までのどこかで、$x と $y の座標が再び反転して、ImageMagick 6.5.7-8 (1623) より前のバージョンと同じ状態に戻りました。
パラメータ
width
-
新しい幅。
height
-
新しい高さ。
x
-
新しいサイズの X 座標。
y
-
新しいサイズの Y 座標。
戻り値
成功した場合に true
を返します。
参考
- Imagick::resizeImage() - 画像のサイズを変更する
- Imagick::thumbnailImage() - 画像のサイズを変更する
- Imagick::cropImage() - 画像の一部を抽出する