IntlCalendar::setSkippedWallTimeOption
(PHP 5 >= 5.5.0, PHP 7, PHP 8, PECL >= 3.0.0a1)
IntlCalendar::setSkippedWallTimeOption — 正のタイムゾーンオフセットを適用した際に、スキップされる実時間をどう扱うかを設定する
説明
オブジェクト指向型
手続き型
夏時間が始まった際に時間を進めた場合に、
スキップされる実時間をどう扱うかの戦略を設定します。
デフォルト値は
IntlCalendar::WALLTIME_LAST
(実時間を一時間進めたものと見なす)
です。
別の値として、
IntlCalendar::WALLTIME_FIRST
(一時間少ない実時間を採用する)
および
IntlCalendar::WALLTIME_NEXT_VALID
(夏時間が始まった瞬間を採用する)
があります。
このオプションは、カレンダーが表現する瞬間 (IntlCalendar::getTime() が返す値) にのみ影響します。 フィールドの値は決して上書きされません。
このオプションを有効にするには、 カレンダーの 緩いモード がONになっている必要があります。 そうでない場合、存在しない時刻を設定しようとしてエラーが発生します。
この関数を使うには、ICU 4.9 以降が必要です。
パラメータ
calendar
-
IntlCalendar クラスのインスタンス。
option
-
IntlCalendar::WALLTIME_FIRST
,IntlCalendar::WALLTIME_LAST
,IntlCalendar::WALLTIME_NEXT_VALID
のいずれかを指定します。
戻り値
常に true
を返します。
例
IntlCalendar::getSkippedWallTimeOption() の例を参照ください。
参考
- intlCalendar::getSkippedWallTimeOption() - スキップされた実時間を扱う際の振る舞いを取得する
- intlCalendar::setRepeatedWallTimeOption() - 負のタイムゾーンオフセットを適用した際に、繰り返される実時間をどう扱うかを設定する
- intlCalendar::getRepeatedWallTimeOption() - 繰り返される実時間を扱う際の振る舞いを取得する