ps_set_info
(PECL ps >= 1.1.0)
ps_set_info — ドキュメントの情報を設定する
説明
ドキュメントの情報フィールドを設定します。この情報は、PostScript ファイルのヘッダにコメントとして表示されます。 ドキュメントが pdf に変換された場合にも、 このフィールドはドキュメントの情報として使用されます。
通常 BoundingBox
は最初のページの設定と同じ値を
設定しておきます。 ps_findfont()
が事前に呼ばれていなかった場合のみ、この設定が利用されます。そのような場合、
もしこの関数で明示的に設定していなければ BoundingBox は空白のままとなります。
postscript ファイルのヘッダが既に書き込まれている場合には、 この関数は何の意味も持ちません。この関数は、最初のページの前、 あるいは ps_findfont() が最初にコールされる前にコールされる必要があります。
パラメータ
psdoc
-
ps_new() が返す、postscript ファイルのリソース ID。
key
-
設定する情報フィールドの名前。設定できる値は
Keywords
、Subject
、Title
、Creator
、Author
、BoundingBox
およびOrientation
です。 このうちのいくつかは、PostScript ビューアに対して意味を持つものであることに注意しましょう。 value
-
情報フィールドの値。
Orientation
フィールドにはPortrait
あるいはLandscape
が設定できます。BoundingBox
は 4 つの数値からなる文字列で、最初の 2 つがページの左下角の座標を表します。 残りの 2 つが右上角の座標です。注意:
pslib のバージョン 0.2.6 まででは、 ps_findfont() が事前にコールされていない限り、 この関数は常に BoundingBox および Orientation を上書きします。